第122回 早朝坐禅会
珊瑚寺

立春が過ぎ、暖かくなってくるかと思えば
ぐっと冷え込んだ日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
つきましては、3月の坐禅会のご案内です。
本年よりちょうど800年前、
1225年に道元禅師は中国・宋の国にて天童山・如浄禅師のもとで坐禅三昧の修行の末、
身心脱落を豁然大悟したと云われております。
日本の文明研究家であった村山節(1911〜2002)さんは人類の文明史を研究し、
古今東西の文明の歴史の盛衰にはパターンがあり、
おおよそ800年周期で東西の文明の盛衰パターンが入れ替わるという法則を見出しました。
21世紀に入り、アジア各国の経済発展が著しく、
勢いは西洋から東洋にシフトしています。
日本においては海外からの観光客の増加、
映画、ゲーム、マンガ、アニメなどのエンタメの分野の人気などは国境を越え、
時代のうねりを象徴するかのようですが、
第二次世界大戦後、敗戦国でありながら急速な経済発展を遂げ、
物質的に成熟した極東の国・日本の文化にもこれまで以上に関心が集まっていると同時に
今後の動向に世界が注目していると言えるでしょう。
さて、欧米にもZENを広く認知させることになった鈴木大拙氏の「禅と日本文化」は
60年以上の時を経ながらも今もなお、不朽の名作として読み継がれておりますが
禅文化は、日本文化、日本人の美意識に与えた影響も大きいものと言われております。
自然環境、国際政治、経済と時代の歴史がひっくり返るとまで言われるほどの趨勢色濃くなった今、
ちょうど800年前の道元禅師をはじめ、
あるいはそれ以前から続く先人達が紡いできた叡智に触れることは
まさに古事記の言う「稽古照今」、不確実で先の見えない時代に、
ご参加者様ひとりひとりにとって新鮮な視座をもたらすきっかけになるかもしれません。
何より、忙しい毎日を過ごされる皆様にとって
坐禅を通じて、身も心も寛ぎ、
静かで穏やかな春の調和を感じていただける有意義な朝を過ごすことに寄与できましたら
幸いです。
令和7年2月3日 立春
【ご参加にあたって】
参加希望の方は、記事末のお問い合わせフォームよりお気軽にお申し込みください。
●日時
第122回令和7年3月8日(土)
朝6:00〜7:00ごろまで(初めての方は坐禅の作法など簡単な説明をいたしますので、15分前にお越しください)
●参加費 無料
●服装 坐りやすいゆったりとしたもので結構です。
※足の組みにくい生地の硬いジーンズなどのパンツ類、坐蒲の上で滑りやすいナイロン生地、スカートの類は適しませんのでご遠慮ください。
●場所 珊瑚寺( 和歌山県和歌山市鷹匠町1丁目7−1)
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